テレビ、ネットに夢中

高校生あるいは受験生として、勉強することとテレビを見ることのどちらが重要なのかは誰もが理解していることであろう。将来のためになるのは完全に勉強することである。しかし、そうは分かっていてもテレビを見たいという気持ちは収まらない。

テレビを見ることで社会的な知識や情報を得ることができ、またテレビが家庭の団らんの場となることがあり、テレビを見ること自体には何の問題もなく、むしろある程度は見るべきである。とはいえ、見すぎることは適切ではない。テレビを見る際には、勉強の妨げのならない程度に見ることが好ましい。

テレビを見ることに夢中になり、勉強することよりもテレビを見ることに集中するような人は、志望校に合格できるのだろうか。過剰にテレビに夢中になれば、それだけ受験のための勉強が疎かになり、志望校に合格できるほどの学力が身につけられないで受験期を迎えることになってしまう。勉強よりもテレビを優先していた人の多くは、おそらく残念な結果が待っていたことであろう。

私もその1人であった。学校から帰宅し、夕食を終えたころには夜の8時ごろになっていた。そして食後の休憩と取るという名目でダラダラ時間をつぶし、そして9時からはドラマを見ていた。それが終わる10時になると、今度は風呂に入り、出たころには11時近くになっていた。もう夜遅いということで、勉強に手を付けることは少なく、結果として勉強はほとんどしない状態が続いていた。見たいテレビがない日は、パソコンをつけてネットサーフィンを楽しむことが多かった。こちらもまた勉強の妨げとなっていたのである。

このように、私は勉強することよりもテレビやネットをやるといった「娯楽」、「遊び」を優先していたのである。これは習慣化していたため、受験期に入ってもそれを辞めることはできなかった。結局、第一志望の大学に受かるための実力を十分につけることはできず、「不合格」という結果が表れることになってしまった。

今の高校生は、LINEやツイッター、フェイスブックに過剰な時間を割く人が多い。少しの時間だけ楽しむ分にはよく、ストレス発散にもなるだろう。しかし、勉強に支障が出るほどそれらをやることは大きな誤りであり、勉強を犠牲にした分だけ、将来の夢は実現困難になってしまう。したがって、受験生としての間だけは、テレビやネットといった娯楽よりも、将来への投資に努力しなければならない。

私が勉強を怠った結果、憧れであった志望校に入ることができなかった。「もし高校時代に、もっと勉強に重点を置いていたら、合格をてにすることができたたろう」と、受験が終わった今の私は後悔する。


◆まとめ1)テレビ、LINE・ツイッター・フェイスブックよりも「将来」を選ぶべし。
2)テレビ・ネットに夢中になっていた私 → 不合格
3)娯楽ではなく、勉強にもっと励むべきであったと、今後悔。

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