勉強に落ちこぼれるのはよくあるが…

生まれたときから勉強がせず、勉強が嫌いである人は誰もいない。勉強が嫌いになるのは、自分は勉強したが思ったように成績が伸びなかった時である。そして、勉強に対して落ちこぼれていくときとは、勉強しても成績が伸びない状態が続き、勉強に対する意欲がなくなっていった時である。

より高い成績を取るためには勉強するしか方法はない。だが、勉強したとしても、結果はそう簡単に表れるものではなく、勉強を積み重ねることでその成果が成績に反映されるものである。成績に成果が出始める前に勉強をあきらめることによって、落ちこぼれの状態になってしまうのである。

もし、勉強した成果が比較的早い時期に出始めれば、勉強に対する熱意が冷めることはないだろう。一方で、成果が出る時期が遅ければ、結果が出る前に勉強することを断念し、それが落ちこぼれることへとつががってしまうことはよくある。特に苦手な科目ほど、勉強の成果が表れ始める時期は遅く、その結果として苦手科目の勉強を断念してしまい、落ちこぼれの状態となる人は後を絶たない。

しかし、落ちこぼれても得られるメリットは何もない。落ちこぼれることによって、志望校に合格するための学力を身に着けることは難しくなり、不合格をより確実なものにさせてしまうだけである。落ちこぼれて不合格になるのであるならば、それよりも成績が伸びるまで頑張って勉強することの方が賢明ではないだろうか。

私の場合、英語は得意な科目であり、勉強した成果はすぐに成績に反映された。したがって、英語に関しては成果が現れる時期がが早く、落ちこぼれくことはなかった。一方で、数学に関しては苦しい状態であった。初めは数学の成績を伸ばすために勉強したが、願っていたように成績に反映される感じはなかった。そのような状況が続き、次第に勉強する意義を失って数学に対しては落ちこぼれるようになっていった。

その落ちこぼれた状態のまま時間は過ぎ、受験期に入っても十分な学力をつけることはできなかった。その結果、私は第一志望の大学に不合格という結果になったのである。もし高校時代に数学に対して落ちこぼれた状態にならずに勉強をし続けていたら、今頃は念願の夢を叶えることはできていたのではないか、と今考える。落ちこぼれることはただの言い訳であり、それは受験に悪影響を及ぼす悪魔だけに過ぎない。


◆まとめ1)勉強しても成績が思ったように伸びないから落ちこぼれてしまう。
2)落ちこぼれて不合格になるよりは、勉強をあきらめずに成果が出るまで勉強するほうが得。
3)苦手科目ほど、成果が出る期間が長く、落ちこぼれに至りやすい。
4)数学に落ちこぼれる私 → 低成績のまま → 不合格
5)落ちこぼれるくらいだったら、もっと勉強するべきであったと、後悔。

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