「勉強法」の答えは1つではない
「高校の勉強で、正しい勉強法とは何か？」
この問いに対する答えを追い求めている高校生は決して少なくない。おそらく、この記事を読んでいるあなたも、この答えを探しているのではないだろうか。ここでひとつ言いたいことがある。
「答えは1つではない。」
特に正しい勉強法とはないのである。すなわち、勉強法に関する「マニュアル」というものは存在しないのだ。よって、私から「これ」という絶対的な勉強を言うことはできない。それでは、どんな風に勉強を行ったらよいのだろうか。それについてを今回述べていく。
本当の勉強法―勉強に励むこと
成績・学力を上げるために行わなければならない作業とは、もとろん勉強することだ。だから、学力向上のためにやらなければならないことは、勉強に励むことなのだ。勉強とは、自分が知らない内容を知るようにする作業である。このことから、良い勉強法とは、「自分の知らない」内容を理解するための、自分に見合った勉強を行うことであろう。逆に、悪い勉強法とは、自分の知らないことを知ろうとしない行為であり、それはつまり「勉強しない」ことを指す。したがって、高校生は行うべきこととは、勉強する方法を探し求めることではなく、勉強を実際にやり、それをやりぬくことなのである。「勉強する行動を起こすこと。」 これが一番の勉強法である。
効率的な勉強法を探すこととは？
勉強ができない人が、勉強ができない理由として「勉強のやり方が非効率的である」という点を挙げる人がいる。だが、そもそも効率的な勉強法とは何か。おそらく、多くの人にとってそれは、「楽して成績を伸ばす方法」のことを指しているのではないかと、私は考える。勉強できるだけせずに成績を上げるという「効率的な方法」を追い求めているのであろう。だが、そのようなものは存在しない。仮に勉強せずに成績が上がる方法が存在するならば、勉強をほとんどしていない人であっても東大に合格するというケースが出て来るはずだ。しかし、現実にはそのような例はない。よって、勉強せずに成績を伸ばすことは不可能なのである。すなわち、効率的な勉強法を追い求めることは、無駄な行動であるというわけだ。
やるべきこと
志望校に合格するために高校生がやるべきこととは、毎日勉強して、自分がまだ知らない内容についてを理解することである。未知な空間をいかに少なくすることができた人が、学校のテストや入試で高い点数を取ることができるのである。未知な空間を少なくする作業、それが「勉強する」という作業なのである。
