Twitterは本当に意味のあるものなのか?

 Twitterで何かのつぶやきを書くのが、ここ最近はとても流行っている。ちょっとした自分の出来事、あるいは思いや考えを書くツールとして使う人が多いSNSとなっている。誰でも気軽につぶやけるのが人気の理由かもしれない。

 

 しかし、Twitterに時間を費やすことに意味はあるのだろうか。自分の近況を書いたり、誰かもつぶやきを読んだりすることに楽しみを感じるかもしれない。たが、それは単なる娯楽にしか過ぎない。Twitterに投稿しても読んでも、つぶやきに触れることで得られるメリットはほとんどないに等しい。

 

 Twitterに費やす時間はほんのわずかな時間であるとは限らない。自由な時間さえあれば、ひたすらTwitterに浸っている人も少なくない。ただ目的なくそういったことに時間をつぶしてしまう例は、時間の無駄ではないだろうか。

 

 特に重要なことをTwitterに書いているわけでもなく、また、大切なことを読み取っているわけでもないのに、そうしたつぶやきに触れることで得られるものはない。「遊び」でしかないのである。

 

 逆に、Twitterに取り組むことで失うことは多い。学生であれば、勉強に励む機会が少なくなってしまい、自分の学力を上げるチャンスを失ってしまう。社会人であれば、仕事でとり成果を上げるために工夫できることを考える暇もなくなってしまう。あるいは、他の趣味に費やす時間もわずかになってしまい、せっかくの楽しいであろう時間がTwitterによって奪われてしまう。

 

 もし、今自分に何か目指しているものがあるとすれば、それに打ち込むことが求められるだろう。しかし、Twitterに気を採られてしまえば、そういった活動にかける機会も減ってしまい、自分の能力を高める活動に集中することもできずに、いつまでたっても「凡人」のままでしかいられなくなる。

 

 Twitterは多くの人に「つぶやき」を書いたり読んだりするという一種の娯楽の機会を与えたかもしれない。しかし、それと同時に人々のためになるような時間の使い方を奪ってしまったのも事実であろう。少しTwitterに触れる程度なら問題はない。しかし、他の活動を犠牲にしてまでTwitterに浸ることで得られるものはまったくないとしか言えない。

 

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