Youtubeを悪用する人とその終わり

 Youtubeを犯罪に利用するなど、動画投稿サービスを悪用する人について、近年社会問題化している。投稿者本人が、何らかの犯罪を犯す場面を面白半分で自分で撮影してアップロードし、多くの閲覧者に見せびらかす行為が増えている。

 なぜ、彼らはそのように悪用するのか。そして、Youtubeを悪用した人はどのように「終わり」を告げることになるのか。そんな残念な話について、今回は述べる。


社会問題の1つの事例に


 Youtubeに動画を投稿する人の中でも、特にアップロードした動画が何百万、あるいはそれ以上の再生回数を誇るような人は「ユーチューバ―」と呼ばれる。最近は、Youtubeにおける「成功者」として注目を浴び始めている。

 Youtubeに動画を載せるとしては、自分の特技や趣味をテーマとしたものであることが多い。そして、アップロードした動画が多くの人から支持を集めることにより、再生回数が爆発的に増える。支持者を集めて大きな注目を浴びれば、その投稿者は成功を収めることができるのだ。

 しかし、こうした注目を浴びるために動画を載せる人がみんな「良い人」であるとは、残念ながら限らない。中には、再生回数を稼ぐために悪いことをする人がいるのも事実だ。たとえば、2015年1月にスーパーやコンビニなどの店舗で万引きを装って、世間からの注目を集めたという事件が、悪い例として挙げられる。

 こうした悪い動画の真の目的は、悪いことをするためではない。ただ、多くの人々から注目を浴びたいためだけが目的である。視聴者を増やすことさえできれば、それ以上の目的は存在しない。こうして、自分のYoutube内におけるランクを上げるためには、手段を選ばない人も存在するのが、今の現実なのである。

 しかし、「悪質な動画」を載せて再生回数を稼ごうとする人は、結局のところは長くは人気であり続けることはできない。法律に反するような動画をアップした者は逮捕され、もうそれ以上は動画を載せることができなくなってしまう。

 本当に注目を浴び続けることができるのは、自分の特技や趣味といった「良い動画」で、他の人を喜ばせるようなものをアップする人だけである。社会に貢献する人だけが多くの支持を集めて生き残り、社会にとって有害な人は抹消される運命なのではないだろうか。

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